大人の社会見学◆フードロスを減らす【株式会社日本フードエコロジーセンター】◆

2019年5月23日

株式会社日本フードエコロジーセンターさんご存じですか。

フードロスと日夜戦っている会社です(`・ω・´)

フードロスを原料に豚の飼料を作っています。テラ錬金術です。

なんとこちら『工場見学』ができるんです。気になるじゃないですか、フードロス錬金術。

神奈川県相模原市だと?

元相模原市民としては行くしかないよね!(というか会社を知らなかったorz市民だったの20年くらい前だから許して)応募して行ってきました。

工場見学までの道

学校とか集団で行くイメージです。個人で、しかも1人での見学って受け入れてもらえるものなのか??

一応社会人なので土日がいいとか許されるのか。。。

ダメって言われるかもと思いつつ、応募フォームから申し込みます。
電話は就業中は受けられないから「メールでのやりとり」にしてもらいました。

したら割とすぐ『OK』の連絡いただけました!しかも写真OK、ブログOKの太っ腹!!ありがとうございます!!!

地図見ると駅から距離ある感じ。車、、は、最後駐車場を探すのでウロウロして事故ったら嫌なのでパス。タクシーは論外なので徒歩で行きます。JR相模線番田駅から徒歩20分ならヨユーです。

14時くらい、が訪問時間なので迷う時間含めて13時くらいに番田駅に着くよう経路検索しました。

準備は見学料500円を用意すること、心身整えることとiphoneの充電器を忘れないこと。写真取れなかったら泣く。


番田駅からは改札出て真っすぐ進み、突き当りを左折します。
少し歩くと文教堂+ローソンがあったのでここのイートインでランチ&休憩。充電用コンセント、USBポートがあるので便利です。
ローソンを出て道なり真っすぐ行き、上番田交差点で右折し直進すると国道129号にぶつかります。
左折して真っすぐ(どこかで対岸に渡る)、、歩くと株式会社日本フードエコロジーセンターさんの裏手に着いてしまうので注意が必要です。
塩田原交差点で右折し次の十字路を左折すると株式会社日本フードエコロジーセンターさんが見えてきます。
最後がちょっと難しいです。

ちょびっと迷い(裏手に着く)ましたが無事到着!

・・・・・・しかしここで問題が
  • 入口(門じゃなくて事務所)がわからない
  • 門の下に消毒用のバッドが置いてあるから消毒しないと中にはいれないけどこれ踏んでいいの?所作がわからん

ここで行き詰ります。約束の時間より15分くらい前だからここらへんで時間つぶす?!など考えていたら不審者丸出しだったか担当の方が迎えに来てくれました(・∀・)/

消毒用のバッドは入る前に踏めばいいやつでした。銀の匙で読んだのと一緒。食品を扱うところだからね、消毒大事。

工場見学の流れ

全体の見学時間はおよそ1時間30分です。入口でスリッパに履き替え2Fの会議室に入ります。
大まかな流れは以下の通り。
  1. 工場概要の説明(20~30分)@会議室
  2. 工場見学(20~30分)@工場2F
  3. 質疑応答(20~30分)@会議室

封筒をいただき中を見ると立派なフルカラー資料+DVDなどなど。え、これ500円安すぎない?

工場概要の説明

自治体によってはフードロスをごみとして燃やす値段を原価より安く設定している(差額は税金で賄う)状態。【リサイクル料>ゴミとして燃やす値段】だったらリサイクルせず燃やしちゃうよね。ちゃんと原価でやろうぜ。な改正。

別のところに税金使いましょう+食品リサイクルがより増えるのでは、なwin改正。

  • 株式会社日本フードエコロジーセンターさんの事業概要
    • 会社概要
    • エコフィード(eco-feed)事業
    • 食品リサイクル作業の流れ
      • 実際の工場工程
    • SDGsの取り組み
    • LWDという品種の子豚を契約酪農家に販売
    • リキッド発酵資料の特徴
      • サラサラ粉をイメージしてたら水分78%の発酵食料品でした。食べやすく胃に優しいとか
    • 食品リサイクル・ループの構築
    • 大丈夫なモノ、ダメなもの
      • 肉がダメでビックリしました。腐りやすいもの、豚が苦手なもの、粉砕処理できないもの、食べ物じゃないものなどはOUT

ざっくりこんな内容の座学です。すごくためになります。入れちゃいけないものが明確化されていてシビアに守られています。パートナー会社さんと事前に取り決められているそう。

食品リサイクル・ループの構築は本当に凄くて、豚の飼料を作るだけじゃなく、その資料で育った豚を店に卸してロスがまた戻ってくるという循環を構築しています。生肉は飼料にならないけど加工されていればOK。
こういうの考えて実際に実現するのってすごいなぁって思います。カコイイ

リキッド発酵飼料で育った豚は『優とん』ブランドになってお店に廻っています。『優とん』知ってますか?
私はお歳暮は小田急百貨店利用しているので、手が出ないブランド豚と思ってました。ロットが小さいからというのもあるみたい。
リキッド発酵飼料は人間の食べるものをベースにしているので栄養抜群だし、人間にとって悪いものであるはずがない。
なるほどなぁ~です。何故美味しいのかなどはこちらのページをご確認ください。

小田急線沿線の人はOdakyu OXにコーナーで是非お試しあれ。小田急百貨店新宿店本館12階『つづらお本店さん』『洋食麦星さん』でも食せます。

座学は新鮮な知識のシャワーそのもので、正直これで満足できます。が、今聞いた内容をすぐ見れるのは工場見学の醍醐味でしょうきっと。次はレッツ工場見学です(`・ω・´)

大人の社会見学◆フードロスを減らす【株式会社日本フードエコロジーセンター】◆その2