大人の社会見学◆フードロスを減らす【株式会社日本フードエコロジーセンター】◆その2

2019年5月24日

工場見学

会議室の奥の扉が工場に繋がっています。座学をおえてとうとうレッツ見学!

全体図です。右⇒上⇒左へ流れていきます。
  1. グレーで軽量(バーコードで中身と会社を読み取ります)
  2. 青と緑は原料投入⇒選別作業⇒破砕
    • 青が小ロット、緑が量が多いロット
  3. 赤い〇部分で殺菌(O-111,O-157やサルモネラ菌等)
  4. オレンジで発酵
画像の3がですね、いくらでも見れちゃうw
回収容器に野菜とか炭水化物とか品目別に入っているんですけどね、栄養が均一になるよう計算して投入しています。水圧のある水で細かく裁断&混ぜる&容器の中身を全部掻き出すをしててほぼほぼこの工程でベースが決まる感じです。(野菜もカステラもめっちゃ美味しそうなんだけど。。ジュルッ)
水圧カットの後、フィルタで結構細かくなった原料を次は人力で仕分けてます。ここが最後の砦です。
磁力で取り除けなかった爪楊枝やパック、豚が食べられない品目を取り除きます。ベルトコンベヤーがめっちゃ早いんです。36t/日処理するスピードに対しての仕分け対応。手の感触でわかるとか・・!めっちゃプロです。

発酵からタンクは上の管で繋がっています。タンクから運搬用タンクローリーに積んで各契約畜産農家へ運ばれていきます。

ちなみに発行しているから賞味期限は2週間ほど。1週間で使い切る目安で運搬しているそうです。

出来上がったリキッド発酵飼料。ただ完成では終わりません。ちゃんと品質管理してます。
前日だったかな、できた飼料を嗅がせてもらいましたがちょっと酸っぱい感じしますが全然臭みなどありませんでした。

+αにこだわりのある契約農家さん(ビタミン多く等)にはそれ用に配合して出荷しているとか。配合はタンク⇒運搬用タンクローリーに移すときです。

あっという間の工場見学でした。充実~~~~~(・∀・)最初の会議室に戻ります。

工場内にスズメがきてましたが、基本的にこまめに掃除をして害虫・害鳥はこないようにしているとか。確かに2Fはとてもキレイだし1Fはことあるごとにジェット噴射で掃除しています。だからスズメは見てもGとか虫は全くみませんでした。衛生管理が徹底していて安心です。

質疑応答、感想など

座学や工場見学時に都度都度質問していたのであまりなかったという・・

契約しているパートナー会社は基本的に食品小売業までで外食産業は0ではないが少ないとのこと。食べ残しではなくキッチンなどバックヤードで発生したロスのみを対象としています。家庭や外食食べ残しは我々消費者が意識をもって食べきらないとですね。CAN食ローンチ楽しみにしてます。

豚がですね、グルメなのは知っていたのですが甘いもの好きってことを初めて知りました。

甘いもの好き、大量の香辛料苦手、味の濃いのちょっととか、、あれ、似てないか私・・・ネギは好きだけども。豚に親近感沸きました。

株式会社日本フードエコロジーセンターさんは365日間稼働、シフト制だけど24hじゃないホワイト企業です。人力部分が要だからですかね。365日稼働だと機械の故障とかどうするんだろうって思ったら、なんと自力で直しちゃうそうです。一芸を持った社員・パートさんばかりで普通に溶接できるって、なにそれすごい。なので株式会社日本フードエコロジーセンターさんに興味があって入社したい気持ちが出たら先ず溶接覚えるところからかもw

知識を得る以外のメリットも工場見学ではあります。
なんと【工場限定生ソーセージ】が買えるんです。1500円/500g。小田急のお歳暮カタログでため息をついていた私に渡りに船。買わせていただきました(・∀・)

生なので、焼きたいときも一度茹でる必要があります。

最後の最後になんと豚のライトをいただきました。押すと鼻がピカーーってwかわいい

カバンにつけるか携帯につけるか悩み中・・

大人になってからはじめての工場見学。学校の工場見学がやはり多いみたいで、子供が食育と同じようにフードロス教育を受けて親世代を巻き込んでいってほしいなと思います。
得るものが多く充実した工場見学でした(・∀・)

ありがとうございました!!

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