食品ロス削減推進シンポジウム(環境省、毎日新聞社主催)行ってきました
2019/10/1は何の日ですか。
【食品ロス削減推進法】の施行日です。
2018年は食品ロス元年、と言われました。その翌年の2019年5月に食品ロス削減推進法が公布され、10月に施行。
その施行に先駆けてというか「やるぞ!」という心意気で毎日新聞社にて『食品ロス削減推進シンポジウム』が開催されました。
さすが新聞社、新聞にシンポジウム開催の記事載せたらしいです。もっぱらオンライン記事ばかりで紙の新聞読んでないので知りませんでした。
私は登壇者の井出留美さんのツイートで知った口で、実は180名もくる大きなシンポジウムだとは全く思ってなかったくらい・・
環境省が1主催者なので改めてお話聞きたいなぁ~って思ったのが動機です。
—前日にきた開催メール抜粋——————————————-
日本の食品ロスは年間643万トン(2016年度)。
1人当たり毎日茶碗1杯分の食べ物が廃棄されていることになりま
食品ロス削減推進法(食品ロスの削減の推進に関する法律)が10
この法律では、国や地方公共団体、事業者の責務を明らかにすると
消費者が食品ロス削減の重要性を理解し、自主的に削減に取り組む
毎年10月を「食品ロス削減推進月間」とすることも定めています
環境省と毎日新聞社は推進月間に合わせ、
食品ロス削減に関する理解と関心を深めるため、シンポジウムを開
【内容】
講演:井出留美さん(食品ロス問題専門家、栄養学博士)
報告:名倉良雄・環境省環境再生・資源循環局廃棄物適正処理推進
パネルディスカッション「食品ロス削減に向けて」
井出留美さん
島本美由紀さん(料理研究家、食品ロス削減アドバイザー)
滝沢秀一さん(お笑いコンビ「マシンガンズ」、清掃会社勤務)
名倉良雄課長
宮原真太郎・消費者庁消費者教育推進課長
野島昌浩・農林水産省食料産業局バイオマス循環資源課食品産業環
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初、毎日新聞社です。実はここに来る前、神保町駅からだったのでTABETEサービスでボンファシルさんのレスキューしました。
そんなこんなでレスキュー品をもってやってきました。毎日メディアカフェはB1でB1に降りたらインデックスもありすぐわかりました。受付して中に入ります。
180名なのでものすごく多いか、というと箱がでかいからかそんなに多いとは感じませんでした。
ノートPCをもっていかなかったのでメモとってません。。。orz
毎日新聞が1頁つかって記事を書く、オンライン記事も出るようなので詳細はそちらをご参照ください・・
井出さんの講演が主でその後環境省の報告があり、その後パネルディスカッションでした。
印象に残っている内容としてはこんな感じ
- 海外では【food loss(食品ロス) and waste(食料廃棄物)】と一緒になっているのでフードロスというよりは食品ロスと言った方がいい
- 3R(reduce/reuse/recycle)のうち大事なのはreduce!とにかく減らすことが第一
- フードバンクなどへの寄付企業への免責事項が必要。提供して何か事故が発生して責任追及され、企業イメージが落ちるなどもってのほか(善きサマリア人の心)
- 小学校教育に食品ロスが入っている
- 食品ロス削減だからといって食べることに脅迫感をもたせてはいけない
- 子供には達成感を持たせよう
- バイトで廃棄量を知り、心病む人も・・
- ローソンは言わないけどずっとフードバンクに寄与している会社!
食品ロス量が643万トンとかその半数近くが家庭ごみとかSDGsとかはもともと知っているのでそうだね、って感じでした。食品ロス問題はゴミ問題です。
私も井出さんと同じくフードエコロジーセンターにお邪魔しました。その時学んだのは事業系の食品ロスは割とリサイクルできているということ。フェーズが消費者に近づくにつれリサイクルできなくなる。色んなものが混じるから捨てるしかなくなる。だから家庭の食品ロスや食べ残しはそのままゴミになっているのです。
- 小売・消費レベルにおける世界全体の1人当たりの食料の廃棄を半減させ
- 収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。
という目標を掲げています。あと10年ちょいしかないよ・・・
正直ね、今の小学生の教育が社会全体に行き渡るのは30年くらいかかると思うの。それを10年で実施するというとかな~~り頑張らないと思うんだけどそれに対する危機感的なものや計画性を感じられなかったのが残念でした。
私はめっちゃ氷河期世代なんだけど、最近になってようやっと20年前に言われていたことが本当になってきたなぁと実感するのでね、気になった次第。
食品ロスなんか特に学校で習ったことと廃棄が当たり前の社会のギャップが激しくて「学校で習ったのって何だったのかな?」とか思いそう。
食品ロスを正面から切り込むことは今までの消費社会から新しい社会を作ること。少子化に伴う人口減にも合わせて適合させる必要があると思うの。
今回のシンポジウムでも食品ロスを削減することは節約につながる!という観点があったので是非市場の縮小と満足度の拡充も合わせて社会全体の最適化を目指してほしいな~と1消費者は思うのです。
シンポジウムが終わって見た光景は、、、参加者が登壇者に挨拶をし名刺交換する姿。
そう、このシンポジウムは1消費者が参加するというよりNPO法人や自治体関係者が参加するものっぽかった。終わってからのこの場違い感半端なかったよ~~~~
え、新聞で募集したシンポジウムだよねってちょっとおもったwww
↓次はパネラーの人にちょっと焦点をあてた話を書いてみました。所謂「食品ロスの問題=ごみ問題=環境問題」だよね。という話です。
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